アイデアとテクノロジーの融合!
~カンヌライオンズ~

<ACC鹿児島地区CM研究会 カンヌライオンズ2012 国際クリエイティビティ・フェスティバル 入賞作品研究会>
2012.11.29 鹿児島県民交流センター2階 中ホール
解説:佐藤 カズー氏 TBWA\HAKUHODOエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター
     

今回講師として鹿児島まで来ていただいた方は、TBWA\HAKUHODOの佐藤カズーさん。
カンヌライオンズのフィルム部門の審査員としての考えを伺えればと思い、講演をしていただいたのですが。 なんと、この日のために映像まで作っていただきました。
今回のイベント・・・「カズーライオンズ2012」とタイトル変更して皆さんに届けるべきでしたね。

今年の2012カンヌライオンズの審査員をしていて、佐藤カズーさんはこう感じたそうです。「 I have seen it before.(訳:コレ見たことがある)」
「なんだか見たことある作品ばかりでつまらないなぁ」とも・・・
実は、FacebookなどのSNSを通して、すでに自分のところにも届いていた作品が多く選ばれていたのです。
ソーシャルメディアの時代、国境を越えて映像をシェアできる。

なぜその作品に、人はシェアをしたのか?
カズーさん曰く、それには「4つのポイント」が・・・

1、誰もが共感する世界最高のストーリー(おもしろさ)
2、誰もが共感する人間の洞察(よくある風景からの切り込み)
3、フィルムの新しい形(新しい試み)新しいメディアの使い方
4、リアル!ドキュメンタリーであることの凄さ!

人は誰もが心動かされたものを大切な人へ共有したくなるもの。 その心理をうまく使った作品が今年のカンヌに上がってきたのですね。 今回、改めてSNSなどの新しいメディアの面白さ&凄さを感じ、フィルムのあり方をも一度考えさせられるイベントとなりました。

一覧へ戻る

トピックス

会員募集 ACC本部へ カンヌライオンズ